国際文化学部では急速に進むグローバル化の中で、寛容で共感的な他者理解を通して自らを客観視し、考えや感性をさまざまなかたちで表現・発信できる「国際社会人」の育成に取り組んでいます。7言語での語学教育、全員に参加を求める留学(外国人留学生は国内研修)、情報コミュニケーション技術(ICT)の習得はそのための手段です。新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外渡航が困難な状況下、語学授業の拡充や演習(ゼミ)の柔軟な履修、ICTを活用した交流など新たな手段を構築中です。
原則、全員がSAプログラムに参加し世界9カ国7言語圏へ留学します。その後、SAで培った異文化コミュニケーション能力を生かし、海外フィールドスクールではより専門性の高い知識を修得します。
新入生は全員、「チュートリアル」の授業で図書館やデータベースの使い方、レポートの書き方、プレゼンテーションの仕方などを学びます。少人数でのクラスで、学びに不可欠なアカデミック・スキルを身に付けます。
本学部の学びは、「情報文化」「表象文化」「言語文化」「国際社会」、4つの科目群からなります。それぞれの領域から広く科目を履修できるため、柔軟なカリキュラムのもとで興味関心に沿った学びを追究できます。
異文化を理解し、共感を深めるには「言語」に加え、「表象」と呼ばれる映像や音楽、絵画、演劇といった表現への理解が必要です。また、それらを発信するメディアの情報を見極め、収集・分析する能力も重要になります。本学科では、これらのスキルを総合的に身に付け、円滑にコミュケーションを図れる「国際社会人」の育成を目指しています。