近年は「人間のからだがもつ力」に大きな関心が集まっています。スポーツ健康学は、スポーツと健康を科学的・文化的な側面から追求する学問です。例えばアスリートの技能を高めるトレーニング方法、運動が健康に及ぼす影響、スポーツによるビジネスや地域振興など、この学部には多岐にわたる課題を学べる授業を数多く設けています。人が本来もっている力を今の社会にどう生かし、豊かな未来に繋げていくか、一緒に学んでみませんか。
2年次からのコース選択により、専門性を高め、実践的な能力を効果的に身に付けることができます。
アスレティックトレーナー資格の取得を目指す学生に対して、サポートを強化。また健康運動指導士なども目指すことができます。
食堂を「栄養実習の場」として捉え、摂取カロリーや週間メニューなどを提示。管理栄養士からアドバイスを受けることもできます。
本学科では、スポーツ振興と健康づくりに貢献できる人材を育成するため、段階的かつ横断的な学びのカリキュラムを設定しています。4年間の学びを通じて、中学校・高等学校の教員免許(保健体育)をはじめ、アスレティックトレーナー*や健康運動指導士など、さまざまな公的資格も取得可能です。幅広い教養と専門知識に加え、実技・実習授業によって培われた技術や能力を発揮して、スポーツ・健康業界を筆頭に多彩な分野で活躍できる力を育みます。
*養成講習会免除資格
1年次は「生理学」「機能解剖学A・B」「スポーツ心理学A」といった、スポーツ科学と健康科学を学ぶ上での基礎を重点的に学びながら、自身の興味・関心や適性を把握してもらいます。2年次以降には3つのコースから所属を選択し、段階的に専門学習に進みます。
スポーツ健康学部棟は学部生が4年間専用で利用することができ、最新の機器類を備えた各種実習室やフットサルコート、フィットネススタジオなどのスポーツ施設が充実しています。また学科の施設の一部は、学生が管理・運営を行っています。授業で学んだ知識を現場にフィードバックすることで、実社会で求められる力を養うことができる仕組みが整っています。
授業の中にはアメリカの大学でスポーツ施設を体験するものや、海外のスポーツビジネス・スポーツ文化を視察する海外演習を複数科目設けており、知識や視野のグローバル化を促進します。