社会学部は、学生と教職員から構成される、学びのための共同体です。学生の皆さんは、この共同体の中で新たな知識を探求する場を得て、私たちが生活する世界を深く理解し、複雑さを増す現代社会に向き合い、多様性を尊重しながら生き抜く実践力を育みます。教員陣は、日々の研究活動によって幅広い専門知識と豊富な経験を培い、授業を通じて、学生たちが社会問題を分析し、解決策を見出すよう手助けし、卒業後の現実世界で活躍できるようにサポートします。
1年生は基礎演習で自らの問いや研究テーマを模索します。2年生から専門ゼミを選び、討論、調査、映像制作も伴いながら深く研究します。4年間、仲間と討論やワークで切磋琢磨し、強靭な知的体力を養います。
学科ごとに3つまたは4つのコースから1つ選び、3年間専門を体系的にじっくり学びます。他方「社会を変えるための実践論」、実験型の自然科学などユニークな視野形成科目でAI時代を生き抜く総合的判断力を身に付けます。
社会学部では「伝える力」を磨く機会がたくさんあります。卒業論文のほか、討論会などの企画・実施、研究成果の映像作品化やデジタルコンテンツ化などを通じて、実践的な情報発信力が身に付きます。
経済学、経営学、財政学、行政学、法律学、政治学、社会学などの幅広い視野と市民の視点で、現代社会が抱える問題を発見・分析します。特に21世紀の社会において重要である「企業と社会」「サステイナビリティ」「グローバル市民社会」という観点から学び、問題を解決するための政策提言ができる人材の育成を目指しています。
社会学の理論と方法をもとに、社会の成り立ちやありようを広く学ぶとともに、「人間」「地域」「文化」「国際」といった社会学の主要な対象領域を深く掘り下げていきます。また、「なぜ?」という問いを大切にしながら、社会調査実習やゼミを通じて社会の現実を捉える手法を実践的に学ぶことで、変化し続ける社会を主体的に生き抜く力を身に付けます。
インターネットの普及やデジタル化の進展などで大きく変化するメディアの内容や、社会への影響力を理解するための理論や研究方法を体系的に修得。実践科目では映像・ウェブ・広告コンテンツ制作や分析などの実習も行い、日々進化する現代のメディア環境に即応していける能力と先見性を持つ人材の育成を目指します。