皆さんは、人類史上例を見ないほどの技術革新の真っ只中にいることを実感しているでしょうか。人工知能や自動運転の発達、新素材や新薬の発見など、技術は人間生活を一変させ、これまでの価値観をひっくり返すほどの力をもっています。そのような中で私たちデザイン工学部では、人間生活を楽しく豊かにするだけでなく、自然環境にも優しい持続可能な社会の実現を目指して、社会基盤から住環境、人工物まで、あらゆるモノのあり方をとことん追究してデザインし、形にしていく術を学びます。技術革新の荒波に溺れることなく、私たちと共に新しい価値を産み出していきましょう。
1年を4つの学期に区切り、短期集中型で学ぶ制度を導入。1科目の授業を週2回行うことで効率的かつ密度の高い学びを実現しました。まとまった期間が必要な留学や実習にも柔軟に対応しながら学べます。
より高度な専門性や技術を求められる職種で活躍するため、大学院進学を希望する学生が増加しています。デザイン工学部全体では、例年約3割の学生が大学院へ進学し、専門を深めています。
「アーキテクトマインド」とは、工学の知識と技術だけではなく、芸術、歴史、文化、思想、社会、経済をも包括する美系の感性と文系の知性を併せ持ちながら、総合的な創造性を探究し続ける精神のこと。本学科では、「アーキテクトマインド」を教育の根幹に据えることで、建築の問題を幅広い観点から捉え解決する「総合デザイン力」を備えた、明日の建築界をけん引する人材を育成します。
大規模な自然災害が多発する昨今、都市環境デザインには従来の安全・安心な社会基盤整備だけでなく、地球規模の環境保全や自然環境との共生、循環型社会の構築などを視野に入れた課題への多面的な対応が求められています。本学科では、高い工学知識や技術に加え、社会のニーズに応える客観的で幅広い視野と豊かな感性で、時代が求める都市環境をデザインできる技術者の育成を目指します。
狭義の「ものづくり」から、ものを生み出す「仕組み」の構築に至るまで、「新しい価値を備えたシステムを創造し、デザインする工学」を総合的に学ぶ学科です。見た目の美しさだけでなく、人々のニーズや構造・機能を考える力、さらにはコストや納期の条件までトータルに仕組みを考え、設計していく力を身に付け、現実にする力を育てます。