1959年創設の本学部は、経営学部としては国内で3番目に創設され、長い歴史を有します。60年の歩みの中で、社会人向け夜間大学院(HBS)の設立や、現在の3学科制の導入、また英語学位プログラムGBP(Global Business Program)の開始など、常に時代に先駆けた改革を行い、産業界に多数の人材を輩出してきました。グローバルな環境の下で、新たな課題を捉え、解決に積極的に挑む人材を育成します。
本学科の専門科目に加え、興味・関心や目的に応じて他学科の専門科目も自由に履修できる、柔軟なカリキュラムとなっています。
通常の講義以外に、企業や業界団体、OB・OGの公認会計士による寄附講座などを実施。実践的で生きた経営学を学べます。
経営学の主要分野を網羅した授業をすべて英語で行う「グローバル・ビジネス/GBP科目」など、英語で体系的に経営学を学べます。
本学科の主要領域は、企業管理の基本的分野である人材、組織、会計です。人材分野では、組織で働く人の採用や報酬など管理のあり方、それを通じていかに組織の成果を高めるかを、組織分野では、組織の構造と権限や分業のあり方を学びます。そして、会計分野では組織におけるカネの流れを記録・計算・報告する仕組みを学びます。近年、コーポレート・ガバナンスやグループ経営、ダイバーシティや働き方改革、会計基準のグローバル化など、新たな経営課題が生まれています。これらの経営管理に関する基本知識を身に付けることで、組織の中で活躍できる能力を養います。
本学科では、経営学の中でも人材・組織・会計といった、実際の企業の管理において欠かせない分野を重点的に学びます。さらに、それぞれの興味・関心や将来の目標に合わせて、他学科の科目も自由に履修することができるので、マネジメントに関連する幅広い知識を身に付けることが可能です。
本学科の主要領域は国際経営戦略、経営史、経営分析の3つ。経営活動のグローバル化を見据え、グローバルな環境下で企業がどのような分野でどのような強みを生かして経営を行うかを学びます。さらに、そうした課題を理解し解決するために必要な、歴史的背景や経営分析手法についても学びます。日本企業のグローバル戦略の立ち遅れや、創業の停滞といった問題を解決するために、本学科ではこれらの学びを通して、グローバルな視点から各種の事業分野でビジネスの創業と再構築をリードする人材に必要な戦略的発想を育成します。
ビジネスの創業や再構築に取り組むためには、経営戦略の土台となる基礎的な知識とグローバルな捉え方、経営全体を見渡せる広い視野が欠かせません。本学科では、経営戦略について理解を深められる科目を多数設置。さらに他学科設置の科目と組み合わせることで、高度な専門性と広い視野が養われます。
本学科の主要領域は、マーケティング、ファイナンス、情報・技術の3分野です。マーケティングでは、いかに売れる製品や市場環境をつくるか、ファイナンスでは証券市場や企業・個人の財務行動、資金の調達や運用などについて学びます。さらに、イノベーションに必要不可欠なIT技術についての理解も深めます。近年ではメーカーや流通業が金融業に進出したり、ネット通販・広告、SNSなどIT技術を活用したビジネスモデルが広がり、専門能力を持った人材が求められています。本学科では新たなマーケットの創造を担える、高い専門性を有する人材を育成します。
企業活動の中でも、特にマーケットやファイナンス、情報・技術などの専門科目を多く設置しています。これらの専門分野を掘り下げて学びつつ、さらに経営やマネジメントに関する基礎的な知識も修得することで、経営環境の変化に対応しながらマーケットを創造できる能力を培います。