学部・学科

法律・政治・国際政治を学び、都市型社会の問題に取り組む知力を養います

法学部は、法政大学の前身である東京法学社設立(1880年)から140年以上、大学令による「法学部」設置(1920年)から100年以上にわたり、多様な分野で活動する人々を多数輩出してきました。この先も、法律・政治・国際政治を学ぶことを通じて、テクノロジーが日々発達し、相互依存をふかめる都市型社会における対立や争点をとらえ、共存、共生のルールないしは諸問題を解決する政策をさぐるための知力を育んでいく学問の場であることを目指します。

法学部の特色

専門分野への「導入科目」で基礎を固める

1年次に、法律や政治を学ぶ際に必須となる専門用語や論理的な思考方法を身に付けるための「導入科目」や「入門演習」を設置しています。専門分野での学びを深めるための基礎を固めます。

時代に即した科目で現代的課題の解決策を探る

従来からの法律学や政治学はもとより、デジタル化やグローバル化で大きく変化した現代社会が抱える課題に対応するため、時代に即した科目を設置。今日的課題に対応できる実践力を養っています。

学科を超えた専門科目の履修で視野を広げる

多様に入り組む社会の課題を解決するには、広い視野と専門性が必要になります。1つのテーマをさまざまな視点で学べるよう、所属する学科の専門科目だけでなく、他学科の専門科目の多くが履修可能になっています。

法律学科

「法的思考力」を涵養し、社会における問題の解決を図る

法律学は、社会におけるさまざまな問題を解決するための方策のあり方を学ぶ学問であり、そのためには、問題となっている事象を正確に捉え、筋道を立てた上で論理的に分析し、妥当な解決策を導き出す法的思考を身に付ける必要があります。
本学科では、それぞれの分野で基礎を理解してから応用へと進めることで、深い洞察に基づいて論理的・合理的に思考する力を育みます。

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少人数教育の「法学入門演習」で新入生をサポート

自らの将来をイメージしながら学ぶコース制

  • ガイドライン型6コース
    「裁判と法」「行政・公共政策と法」「企業・経営と法(商法中心)」「企業・経営と法(労働法中心)「国際社会と法」「文化・社会と法」の6コースから、興味や目指す進路に合わせて学ぶ。
  • 法曹コース
    学部3年間+法科大学院2年間の5年一貫教育で、裁判官・検察官・弁護士志望の学生をサポート。志願者は2年次に進級する際に申請を行い、選抜の上、所属することになる。


政治学科

現実社会のさまざまな問題を解決する実践的な力を育成

「政治学」とは、暮らしのあらゆる場面に存在する問題のメカニズムを解明し、問題解決・処理するための方策を探究する学問です。
本学科では、理論・歴史・思想や政治過程・政策・行政にわたる現代政治学の諸分野を網羅しています。
伝統的な政治学を超えて、“今”の政治問題にも取り組み、実践的な問題解決力を育んでいます。

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「政治学入門」で政治学の基礎を身に付ける

ゼミ形式の「政治学入門演習」で学びの土台を育む

初年次から履修できる専門科目を多数配置

国際政治学科

グローバルな視野で物事を考え、「地球共生社会」の実現を目指す人材の育成

国際政治学は、安全保障論の分野に見られるように、戦争や平和を巡る問題について国際的な視点を踏まえながら考える学問です。
本学科は異なる歴史や文化、価値観を互いに認め合い、「地球共生社会」の実現を目標に据え、そのために必要な英語力、観察力、分析能力、構想力、交渉力、そして実行力を有するグローバル人材の育成を目指します。

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充実の英語教育で実践的な英語力を身に付ける

2年次から2コースに分かれて専門分野を追究

  • アジア国際政治コース
    アジア各地域の政治的な特徴を学び、政治や外交の広い知識と分析力を身に付ける。
  • グローバル・ガバナンスコース
    紛争や軍事問題、国際人権、NGOなど、地球規模の課題に理論と政策でアプローチする。

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