「キャリア」とは、働くことだけではありません。それは、日々さまざまな人と出会い、さまざまなことを経験する「人生」そのもののこと。キャリアデザインとは、「人と人が支えあい、人生をより良く生きるために生き方、働き方、学び方を考え、設計していくこと」です。生き方、働き方、学び方が多様化しつつある現代社会において、何を学び、どう働き、どう生きるのか。混沌としつつある現代社会に、個々人が踏み出すために必要な知の羅針盤を作り上げる能力を身に付けます。
「現場との関わり・体験」を重視し、地方公共団体や企業など学外の受け入れ先で学ぶ体験型科目を必修としています。
学部独自で、オーストラリア、ニュージーランドへの海外留学制度「スタディ・アブロード(SA)プログラム」を実施しています。
専用の相談ルームを設置し、進路や就職、資格取得や学生生活の悩みまで、アドバイザーが幅広い相談に応じています。
「暮らし方」「育ち方」「学び方」そして「働き方」。これら人々の「生き方」に関わる場は、学校や企業、政府・自治体、NPO、地域など、多様なかたちで存在しています。本学科ではさまざまな場において、自己のキャリアを豊かに、主体的にデザインし、他者のキャリアデザインの支援もできる専門的な知識やスキルを学びます。将来企業や地域社会などで、他者と関わりながら活動するあらゆるシーンで4年間の学びで得られた知識や培われた力を活用することができるでしょう。
本学科では、生き方や学び方、働き方をめぐる専門分野を系統的に学び、高い専門性を身に付ける独自のカリキュラムを構築しています。1年次は幅広い教養と学科の入門科目を履修し、基礎を身に付けます。2年次以降は3つの領域の中から自分の関心に沿った領域を選択します。
「キャリア体験学習」や「多文化教育」「メディアリテラシー実習」(写真)「地域学習支援」など、企業や学校・NPOなどの現場で学ぶ体験型科目を設置しています。体験型学習で使用する、ノートPC、デジタルカメラなどの貸出用機材も充実しています。