1.法政大学に編入学しようと思ったきっかけ
私は大学受験で思うような結果を出せず悔しい思いをしました。しかし、家族からは浪人や仮面浪人をすることを認めてもらえなかったので、前籍校に通いながら他の大学への編入学試験を受けることに決めました。編入学試験を実施している大学を調べる中で、高校生の時に目指していた大学とカリキュラムが似ていて、2年次編入学を実施している法政大学を見つけ、受験することに決めました。
2.編入学試験準備(①論文対策、②英語対策、③面接対策、④その他勉強したことなど)
①特に難しい対策はしていません。大学受験の際に学んだ論文の書き方を覚えていたり、前籍校の定期考査や課題を一生懸命に取り組んだりしていたので、本番の試験においても特に難しいと感じるところはありませんでした。常に社会のことに関心を持って、新聞を読む習慣があったので、知識の面でも難しいところはありませんでした。
②特に対策をしていません。元々英語が得意であったこともあり、学校の授業以外で特に勉強はしませんでした。高校生の時に英検準1級に合格していたので、その時に対策で使っていた長文を見返すことがたまにありました。
本番では落ち着いて見直しまでこなすことができ、合格につながったと思います。
③試験科目ではない
④編入学試験要項をしっかり読み込んで、何が合否の判断に重要視されているのかを考えることをしました。
3.編入学試験を受験し、「もっと勉強(準備)しておけばよかった」と思ったこと
過去問を実際によく見ておけばよかったとは思いました。私の場合、自分がまさか合格できるとは思っていない状態で対策をしていたので、過去問を見て受けていればもっと落ち着いて受験できていたのではないかと思います。本番を意識した対策をすればよかったと思います。した。
4.前籍校で勉強したことで、本学の編入学試験や単位認定に役立ったこと
英語の授業は高校や大学受験で身に着けた知識を忘れないようにする面、レベルを保つ面でも一生懸命に取り組んだ甲斐があったと思います。前籍校の授業に真面目に取り組んだことによって、予備校に通わなくても、自力で法政大学2年次編入試験に合格する力がついたように思います。結果として、編入学した今でも英語の授業にもスムーズについていくことができています。
法律科目の授業に関しても前籍校で1つ1つのレポート課題や定期考査のために勉強をしていたので、自然と文章を書く力がついたと思います。文章を書く力は法政大学の編入学試験に合格するためだけでなくて、法学部生として身に着けておいて損をすることはない力なので、前籍校で頑張ったかいがありました。
また、基本的にどの大学の法学部生でも学ぶ憲法、民法、刑法の基本の3法はしっかり単位を取ることによって、単位認定がスムーズにいったのではと思います。
前籍校の1年前期の成績はAが一つあった以外はすべてSでした。自分がおかれた環境で何事も妥協せずに努力をすることが法政大学編入学試験合格につながったと思います。
5.編入学試験の受験を検討している方へのメッセージ
私は法政大学の編入学試験を受ける前に、合格者や受験生の多くが予備校に通って対策をしているのを知り、自分なんて合格できるはずなんてないと思っていました。もちろん予備校に通うのも1つの合格への道だとは思いますが、必ずしも通わなくても自分の取り組み次第で合格することができることは私が証明しました。自分なんかには合格できないと思うのではなく、自分が今在籍している学校で一生懸命学んだことや自分が勉強していることを信じて、編入学試験に挑戦してみてください。編入学試験を受験される方の中には、今在籍している学校での勉強との両立に悩むかもしれません。しかし、目の前の学校の授業を最優先で一生懸命に学習し、時間を見つけて編入学試験の過去問を見て自分が苦手だと思うことに関しては自分で対策することができれば、十分合格する可能性はあると思います。編入学試験を受験される皆さんを応援しています。
入試情報 index