編入学試験に合格した方々の体験記

法学部法律学科 Vさん

2024年度2年次(3年次)編入合格
四年制大学経済学部出身

1.法政大学に編入学しようと思ったきっかけ

前籍校では経済学部に所属していました。ミクロ経済、マクロ経済等の経済学系統の科目と語学とその他教養科目を履修して勉強していました。経済学部では必修科目としては経済学より英語と第二外国語の方が多かったと思います。憲法、民法、刑法等の法学科目を学んでみたいと思いましたが、経済学部では憲法、民法、特に刑法は履修することができなかったため、法学部に入学したいと思うようになりました。選択肢は仮面浪人するか編入するかの二択でありましたが、浪人して大学に入学し、かつ経済的にも厳しかったため、仮面浪人は断念して編入を目指すことにしました。法学部で編入試験を実施している大学は法政大学を含めて2、3校ほどありましたが、通いやすさとブランド力を重視して法政大学に決めました。

2.編入学試験準備(①論文対策、②英語対策、③面接対策、④その他勉強したことなど)

①論文対策としては、まず憲法、民法、刑法の教科書を読んで知識を身につけました。教科書の通読を終えたらまた最初から読み直すことをしました。試験直前の3ヶ月ほど前から過去問を解いたりしました。過去問を解くとはいっても最初は教科書を見ながら書いたりしていました。過去問はホームページに直近3年分は掲載されています。教科書の通読と過去問演習を繰り返すことで実力がついてくると思います。

②英語対策としては、単語帳と熟語帳を使って英単語と英熟語を覚えたり、文法問題集を使って問題演習をしていました。長文は問題演習と音読を通して勉強しました。構文は一問一答形式で勉強しました。試験直前の3ヶ月ほど前から過去問を解いて傾向を知り、対策を立てました。過去問は1年分解きました。法政大学の一般選抜の過去問も解きました。

③法学部は面接がありませんでした。

④その他、勉強したこととしては、新聞を毎日読むことです。新聞を読むことで時事対策にもなりますし、論文対策にもなります。

3.編入学試験を受験し、「もっと勉強(準備)しておけばよかった」と思ったこと

志望学部以外の勉強も編入試験で役立つことがあるため、もっと勉強しておくべきだったと思います。英語の試験問題で環境問題、経済成長、外交問題、地球温暖化などの話題が出てくることがあります。これらの背景知識があると問題文を読みやすくなるため、幅広い教養を身につける必要があると思います。

4.前籍校で勉強したことで、本学の編入学試験や単位認定に役立ったこと

私の場合は経済学部から法学部に編入したため、大学の授業と両立しながら編入試験の対策をしました。前籍校で勉強したことが編入してからも知識として活きていると思います。他学部から編入しましたが、一括で上限まで単位認定されたので、法政大学に編入してよかったと思います。

5.編入学試験の受験を検討している方へのメッセージ

編入学試験を検討している方は様々な状況に置かれていると思います。編入する理由はよりハイレベルな大学で学びたい、より深く学びたい、新しい分野に挑戦したい、環境を変えたいなど様々だと思います。どのような状況であっても、負の感情にならずに前向きな姿勢で学ぶ意欲が重要だと思います。編入学試験は大学生はもちろんのこと短大生、専門学校生、社会人を対象にしています。編入学試験は様々な方に門戸が開かれているので、あまり気負いすぎずに挑戦することをおすすめします。


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