1.法政大学に編入学しようと思ったきっかけ
前籍校でのゼミの教授主催の研究発表会に参加したことがきっかけです。ある海外の大学教授が憲法と社会保障規定の関係の話をしており、そのときに社会法分野、特に労働法に興味を持ちました。前籍校には、社会法の講義はあったものの十分に学べる環境ではなかったため、より学びたいことを学べる環境に身を置くために編入試験を決意しました。
2.編入学試験準備(①論文対策、②英語対策、③面接対策、④その他勉強したことなど)
①オンラインの編入予備校に入り、講義と予想問題の添削を受けました。憲法、民法、刑法から出題されるのでインプットに多くの時間を割きました。また、法律系の論述は独学で磨き上げるのは難しいと思いますので、書いた文章を教授などの法律のプロに添削してもらえる環境があれば、活用することが重要であると思います。
②独学で勉強していました。長文問題に対する慣れが最重要だと思いますので、試験まで長文を解く習慣をつけるのが重要だと思います。また、専門分野について聞かれることも考えて、受験する学部学科に合わせて英単語をインプットするのもいいと思います。私も法律に関する英単語の学習をしていました。
③試験科目ではない
④英語問題で聞かれても大丈夫なように政治などの社会学系の単語も暗記していました。
3.編入学試験を受験し、「もっと勉強(準備)しておけばよかった」と思ったこと
用語説明や事例問題だけでなく、自身の意見を述べる問題も対策しておくべきだったと思います。過去問を見たときに、そのような問題は出ていなかったので油断していました。
4.前籍校で勉強したことで、本学の編入学試験や単位認定に役立ったこと
前の大学でも法律を学んでいたので、インプットに割く時間は他学部からの受験生よりは大幅に減らせていたと思います。また、大体の法律科目の評価方法が論述試験によるものだったので、添削でも文章構成がダメ出しされることがありませんでした。単位認定に関してはILAC科目は一括認定であり、専門科目も0単位になってしまったため、役立ったことは特にありません。ですが、現在の授業では前籍校での知識を活かして、積極的な姿勢で臨めていると思います。
5.編入学試験の受験を検討している方へのメッセージ
編入試験は情報量が少なく、受けることに不安になっている人が多いと思います。ですがそれはみんな同じであり、私も当時とてもナーバスになっていましたが、入学したい一心で頑張りました。受けずに後悔するなら、チャレンジした方がいいと思います。試験問題も運によるものではなく実力が問われるものであり、しっかり対策すれば点が取れるものとなっています。
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