1.法政大学に編入学しようと思ったきっかけ
大学での勉強を進めるうちに、学びたいと期待していた内容と、実際に学んでいることとの相違を感じるようになった。残り4年間という短い学生生活において、自分の勉強したいことが専門的に大学で学ぶことができないのは、のちに後悔を生むと考えた。そのため、自分が研究したい分野とそれを学べる環境がどこにあるのかを徹底的に調べ、また大学生活において学習以外に自分が何を得たいのかを熟考した上で、双方が実現する法政大学を志願した。
2.編入学試験準備(①論文対策、②英語対策、③面接対策、④その他勉強したことなど)
①共通テストや国公立大学の過去問を徹底的に勉強した。また記述試験であるため、地理の資料集や教科書の目次にある用語の説明を、すべて80〜120字で書けるよう繰り返し取り組んだ。
③本番の3週間前から、バイト先の方に協力していただき、どんな質問をされても、簡潔に結果ファーストで答えられるよう練習した。志望理由は、1分間と2分間のどちらでも答えられるようにし、最近の地理に関するニュースや将来専攻したいことなど、多岐にわたって対策を行なった。
3.編入学試験を受験し、「もっと勉強(準備)しておけばよかった」と思ったこと
早めに勉強し始めること。私は試験が11月であるのに対し、9月から勉強したため、夏休みの時間を有効に使うことができず、対策に余裕が持てなかった。
4.前籍校で勉強したことで、本学の編入学試験や単位認定に役立ったこと
基本的な地球環境におけるメカニズムを理解していたこと。論述は、正しい知識が十分に備わってないと文字数が稼げない。そのため、試験においては暗記することより理解することが重要であった。しかし、自然災害や地球環境などの理解には時間がかかる。前述の通り、対策を始めるのが遅かったため、その理解するための時間を省けたことが最も受験勉強において役立った。
5.編入学試験の受験を検討している方へのメッセージ
どんな志望理由であっても、編入したいという思いさえあれば大丈夫だと思います。合格するためには、何百時間といった勉強時間が必要になります。ですが、どこまで努力できるかは全て自分次第なので、諦めずに戦って欲しいと思います。編入試験において100%受かる勉強はありません。ただ、地理学全てを理解できていれば、限りなく合格に近づけることはできます。一歩でも多く前に進めるよう、頑張ってください!応援しています!
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