1.法政大学に編入学しようと思ったきっかけ
地域福祉を中心とした現場実習や自分が研究したいテーマを学ぶことができるため
2.編入学試験準備(①論文対策、②英語対策、③面接対策、④その他勉強したことなど)
試験対策で行ったことは主に3点あります。
①論文対策で行ったこととしては、福祉関連の本を読み込むこと、社会福祉用語辞典を読み込むということです。私が本格的に福祉の勉強を始めたのは大学2年生の春頃からでしたが、その前から社会福祉関連の本を読んでいました。自分が研究したいテーマは決まってはいませんでしたが、社会福祉の基礎となる社会保障制度、児童福祉、障害福祉、高齢者福祉といった様々な範囲をとにかく勉強しました。私のおすすめの本は、駒村康平『社会のしんがり』、平岡公一ら『社会福祉学』です。また、法政大学の編入試験は用語問題も出題されるため、用語もかなりの量を暗記しました。おすすめの本は、九州社会福祉研究会から出版されている『21世紀の現代社会福祉用語辞典-第3版』です。この本はかなり分厚いですが、全てのワードの意味を暗記しました。1日50単語を目安にスマホでいつでも見られるように電車の中のちょっとした時間で学習をしていました。
②英語対策なのですが、これはひたすらTOEICの公式問題集(最新版)を解くことが大切です。しかし、TOEICが500点以下の人に、いきなり解くのはハードルが高いと思います。私も最初の点数は300点台だったため、公式問題集がさっぱり分かりませんでした。まずは、単語の勉強と中学英語文法を学び直すことをお勧めします。私が使っていたテキストはTEX加藤『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』『TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ』と中学文法の見直しができるテキストです。また、シャドーウィングやディクテーションといった書き取りも合わせて公式問題集で勉強していました。
③面接対策ですが、これはただひたすら面接対策を先生と練習しました。面接対策はとにかく数をこなすことが大切です。最初は、上手く話すことができませんが、慣れてくるとだんだん自分が言いたいことが言えるようになります。ただ、練習が必要です。友達や時には先生に面接対策をひたすら協力してもらうことが重要だと思います。
3.編入学試験を受験し、「もっと勉強(準備)しておけばよかった」と思ったこと
特にありません。自分がやれるだけ勉強したと思うので、特に後悔はありませんが、欲を言うともっと早くから社会福祉の学びを深めたかったなと思いました。
4.前籍校で勉強したことで、本学の編入学試験や単位認定に役立ったこと
私が所属していた短期大学部は英語学科だったため、社会福祉の学びは今ほどできませんでした。ただ、大切なのは自分が本当に福祉という学問を学びたいかだと思います。たとえ学科が違ったとしても、自分で学ぶことができ、知識を深めることもできます。それは、どこの学科に所属していても関係ありません。自分が本当に学びたい分野や研究テーマがあれば編入試験は合格できると思います。
5.編入学試験の受験を検討している方へのメッセージ
編入試験をこれから頑張ろうと思う学生の皆さん!まずは、毎日の勉強お疲れ様です。私もちょうど去年は一日10時間ほど勉強していました。とても辛く先が見えなく、毎日泣いていました。他の人は楽しそうに学生生活を送っているのに、何故私だけこんなに勉強を頑張っているんだろうと思う日もあると思います。ただ、その気持ちは長くは続きません。一生懸命ひたすら頑張っていれば、いつか希望が見える日が来ます。たまには、息抜きに音楽を聴いたり、外に出て散歩したりしてみてください。自分がリフレッシュする方法を見つけて、実践してみてください!応援しています。
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