1.法政大学に編入学しようと思ったきっかけについて
前籍の学校で経営学の授業を受けて勉強したくなった。特に中小企業のグローバルな経営環境における経営戦略策定を学びたいと思った。ゼミの開講数やカリキュラムの内容を見て、法政大学であればより深く学ぶことが出来ると考えた。
2.編入学試験準備(①論文対策、②英語対策、③面接対策、④その他勉強したことなど)
①小論文に関する本の問題を解き、別の本を使って自分が書いた文章を厳しく添削した。本以外でもネットで小論文の問題を探してきて解いていた。一日に小論文を2つ書き、次の日に添削した。また知識が無ければ答えることが出来ない問題が多いので、就活用のキーワード集を使って時事問題への理解を深めていた。時事の本だけでは足りないこともあるので、放送局のビジネスニュースのサイトで、その日のニュースを片っ端から全て読み常に新しい情報を知っているようにした。全てのニュースに目を通すために、朝食、昼食、夕食後にサイトのニュース一覧のところを見ていた。入試一か月前から過去問を解いていた。②私はIELTSの得点を提出した。このテストを選んだのは月に何回もテストがあること、コンピューターで受験できること、早く結果を確認できること、早く大学へ結果送付が出来ることが理由だ。試験対策は参考書を1冊決めて、それを10周ほど解いていた。また参考書にパソコンを使った模試がついていたので、それも活用した。③法政大学に編入した先輩にどんな質問があったのか聞き、それ対する答えを用意した。また自分で面接で聞かれるであろう質問を考え、答えを用意した。その質問と答えはノートに書いておき、隙間時間に見るようにしていた。面接練習では入室するところから始まり、質問に答え、退出するまでの通し練習を何度も行った。④経営学の入門書、経営戦略に関する本、マーケティングに関する本、中小企業論の本、国際経営学の本を読んだ。また法政大学の先生方の論文も6本読んでいた。毎日6時間以上勉強していたのだが、その内の8割を論文対策に充て、残りを英語対策と面接対策に充てていた。移動時間などの隙間時間をほぼ全て受験勉強に充てていた。
3.試験後、「もっと勉強(準備)しておけばよかった」と思ったこと
もっと面接の準備をしておくべきだった。想定していなかった質問が出たり、緊張から頭が真っ白になることがあったからだ。また一人で準備をしていたので想定外の質問に対する練習ができなかった。そのため面接練習をするときにもっと周りの人を頼ればよかったと後悔した。
4.前の学校で勉強したことで、本学の編入学試験や単位認定に役立ったこと
前の学校では経営学に関係ないことであっても自分が興味を持った授業はなるべく全て取るようにしていた。それが単位認定の際に教養科目に影響したと思う。また高いGPAを取れるように常に努力していた。それも単位認定に役立ったと考える。編入学試験では前の学校で学んだ内容が小論文の問題に出てきたので、しっかりと答案を組み立てることが出来たと思う。
5.自由記述
私が受験生時代を通してずっと後悔していたことはもっと早く勉強を始めていればよかったということです。本当の意味で本腰を入れて勉強をし始めたのは試験の2か月前からでした。それまでだらだらと勉強していた私は、2か月前になってようやく自分がいる場所に気が付きました。そこから試験までの2か月間は毎日大学の授業を除いて10時間以上勉強をしてそれでも間に合うかどうかでした。受験生の方にお伝えしたいことはとにかく早く受験勉強を始めてほしいということです。早ければ早いほど得をします。
あとは自分の努力を信じて頑張ってください。
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