編入学試験に合格した方々の体験記

法学部政治学科 Bさん

2022年度2年次編入合格
四年制大学政治学科出身

法政大学に編入学しようと思ったきっかけについて

編入しようと思ったきっかけは、大学受験で自分の納得する結果を出せなかったからです。様々な選択肢を考えたのですが、知人から編入制度の話を聞いて、自分に合っている受験形態だと思い、編入で大学受験のリベンジを果たそうと思いました。編入は制度がある大学自体少なく、情報を集めるのも大変だったため、私は編入予備校に話を聞きに行きました。すると、編入の主は3年次編入で、3年次のみしか募集していない大学も多いと聞きました。しかし、私はサークル活動、学業、就活などの大学生活も楽しみたいと思っていたため、2年次編入がある大学を探し、自分が受験したい学科のある法政大学を選びました。

編入学試験準備(①論文対策、②英語対策、③面接対策、④その他勉強したことなど)

①小論文の書き方・内容・勉強法、全て分からなかったため、自分で書いても独りよがりの文章になってしまうのではないかと考え、私は編入予備校に通うことにしました。まず、講義で試験の範囲となっている分野の知識をインプットし、「序論・本論・結論」で書く練習から始めました。最初は解答例を真似して書いたり、声に出して読み、小論文の型を習得していきました。そして、徐々に自分で書き始め、書いた文章は必ず先生に添削していただき、自分の文章に足りないところ、癖などを指摘してもらいました。

小論文は内容はもちろんですが、いかに論理的に書けているかということも重要なので、私は自分以外の人に文章を読んでもらい、意見をもらうことは小論文を勉強する上で大切なことだと思いました。試験直前は制限時間を設け、とにかく書きまくるという練習もしました。②英語は大学受験時も苦手科目だったため、基本から勉強し直しました。

大学受験の際使っていた単語帳と、文法書を復習しました。しかし、私は小論文に主な勉強時間を割いていたため、英語は基本的な事項を勉強し終えた後は、週に1回長文を読んだら良い方くらいの勉強量でした。そのため、試験本番も英語は不安材料でした。

③面接はありませんでした。④小論文は週に一度予備校に通い、その復習を行っていました。1日の勉強時間は何時間と設けるのではなく、そのとき通っていた大学の授業、課題を優先しつつ、隙間時間を活用して勉強していました。例えば、電車に乗っているときは新聞や資料集、用語集を用いて、知識をつけていました。また、大学の講義の内容が編入試験の範囲に活きることもあるので、大学の授業も受験勉強の一環になっていたと思います。

試験後、「もっと勉強(準備)しておけばよかった」と思ったこと

試験本番、小論文では想定外の問題が出ました。試験中は問題から発想を飛ばして自分の持っている、書ける知識とつなぎ合わせて書きましたが、書いたものに手応えはありませんでした。なので、普段から様々な角度から物事を捉えたり、物事の多様な側面を考えているべきだったと振り返っていました。

前の学校で勉強したことで、本学の編入学試験や単位認定に役立ったこと

大学の勉強はそのときは分からなくても、後々、この分野と繋がりがあったんだなどと発見があることも多く、そのときの印象が頭に残っていることで、小論文で書けることも増えるので、大学の勉強もきちんと手を抜かず行うべきだと思います。

自由記述

二つの大学に通うことで、大学ごとの特色や違いに気づく事ができるので、貴重な経験になりました。また、大学の受験の失敗を繰り返さないよう、2度目の受験では自分で試行錯誤でき、受験が上手くいったら自分の自信につながるので、私は編入試験に挑戦出来て良かったと思っています。法政大学は前籍の大学より活気があるように感じ、私も刺激を受けるので、法政大学に通うことができ満足しています。


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