本研究室では、内視鏡手術支援ロボットや、筋電義手、パワーアシストスーツなど、医療・福祉工学に関連したロボットの研究・開発を行っています。3 次元CAD(機械設計ソフトウェア)を用いてロボットを設計し、実際に製作します。また、ロボットを制御するために、制御系設計ソフトウェアを用いてプログラミングを行います。さらに、検証実験も行います。ロボットの設計から制御までを体験し、技術者として必要な知識を身につけることができます。
パワーアシストスーツ
ロボットの設計・製作を通じて、機械/電気系の製造業で活躍することができます。また、プログラミングの知識を活かして情報通信業で活躍することも可能です。医師との医工連携も行っていて、医療機器メーカーに就職する学生もいます。
研究室で開発した医療ロボットが実用化されれば、医療技術の進歩ならびに人命救助に貢献できると考えられます。また、超高齢化社会の需要を見据えて、新しい福祉機器の開発にも取り組んでいます。社会に役立つ福祉ロボットを開発すれば、高齢者や障害のある方の生活の質を向上させることが可能になるでしょう。
大学院に進学した学生には、積極的に海外での学会発表を推奨していますので、国際社会で活躍するグローバルなエンジニアになることが期待されます。
手術支援ロボット