デジタルエンジニアリング分野 伝達機構・機械振動研究室

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研究に関連するSDGsの目標

准教授 相原 建人

准教授 相原 建人

Tatsuhito AIHARA

研究室の学び

本研究室では機械構造物に発生する振動現象の解明、動力伝達機構の高効率化・静粛化に関する研究を行っています。研究では数学・物理学を応用した理論解析やコンピュータを援用した解析、学生自らが設計・製作した装置を用いて実験を行っています。したがって最先端のシミュレーション技術やモノづくりをバランス良く学ぶことができます。

社会との接点

現在、自動車をはじめとする輸送機器のほとんどは石油などの化石燃料を燃やして動力を得る内燃機関により動いています。電気自動車の実用化も始まっていますがその電気の多くは火力発電所により化石燃料を燃やすことで作られています。石油に代表される化石燃料は限りある地下資源であり、遠くない将来、枯渇することが予想されます。

そのため、快適性を損なわず、より高効率に動力を伝達する機械が必要とされています。

そこで本研究室では快適で持続可能な社会を実現するため、理論に基づく解析やコンピュータを用いたシミュレーションおよび実験により、騒音の原因となる非線形振動の現象解明や動力伝達機構の高効率化、振動エネルギー回収技術に関する研究を行っています。これらの研究を進めることでより静かで燃費の良い自動車や飛行機が開発されることになります。

主な研究テーマ

  • 機械構造物における振動現象の解明に関する研究
  • 自動車の振動・騒音低減技術に関する研究
  • 振動エネルギー回収技術に関する研究
  • 回転軸系のねじり振動低減技術に関する研究
  • 楽器の音質向上に関する研究
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