情報は、人々の生活や企業活動など、あらゆる場所で活用されています。“情報をマネジメントする”技術は、これからの情報化社会の中でますます重要となるでしょう。ICTと現実の融合がさらに進んだ未来のモノ作りを考えるとき、製品やサービスをデザインするだけではなく、それらを提供するまったく新しいしくみ(工場や店舗など)を議論する必要があります。情報マネジメントデザイン研究室では、こうした未来のモノ作りしくみ作りを研究します。
ここ数年は、特に、デジタルトランスフォーメーション(DX)のための取り組みを支援するために、クラウド(インターネット)を活用したプラットフォームの開発や、中小製造業の業務連携を行なうためのツールや手法も開発しています。実際に、研究室の学生メンバーも企業の現場に出向き、IoT(モノのインターネット)の実装を行うなど、新しいモノ作りのための情報マネジメント技術を産学連携の中で作り上げようとしています。