建築構法・木造建築分野 建築構法研究室

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研究に関連するSDGsの目標

教授 網野 禎昭

教授 網野 禎昭

Yoshiaki AMINO

研究室の学び

多種の材料を多様に組み合わせることで様々な建物や町が実現されます。その組み合わせ方の多様性を研究開発する分野が建築構法です。特にこの研究室では、自然材料である木材を活用してこれまでの文化がどのように発展してきたのか、またこれからの建築はどうあるべきかという問題について研究をしています。

社会との接点

古くから私たちは地球上の資源を建築材料という形に変えて建物や町をつくっています。継続的に住みやすい建築環境をつくっていくためには、建物のつくり方と自然のバランスが取れていることが重要です。

このような視点で標準化・工業化という現代建築のつくり方を見たとき、使いやすい資源だけを選りすぐってはいないだろうか?再利用できないほど素材を加工し過ぎてはいないだろうか?という疑問が生じます。

自然素材は多様なものです。であれば建築のつくり方も多様であって良いはずです。この研究室では、自然を強引に建築に近づけるのではなく、自然に近づく建築の姿を探ることを目的に、自然素材の代表格である木材の創造的活用を考えていきます。

主な研究テーマ

  • Gradierwerk 文明を支えた巨大木造建築の誕生と衰退
  • フィンランドにおける農業的背景から見たログハウスの配置と特徴
  • ハーフティンバーにみる構法成立と森林資源の関連性
  • 集成パネルによる木目転写コンクリート型枠の開発
© Hosei University
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