空間とアクティビティ
赤松研究室では、学生たち自身がどのように建築や社会とかかわっていくのか、自らが主体となって様々な課題を設定し取り組んでいます。例えば、つくば市の筑波山麓祭りに合わせて、使われなくなり閉ざされていた古民家を再生活用する『大越邸プロジェクト』もその一つです。筑波大学との協働や地域の方々へのヒアリング、周辺地域の現状の把握、古民家の空間分析、そしてワークショップ内容の検討などを重ね、最終的には多くの参加者と一緒に空間を作り上げる楽しさを学んでいきます。さらに、このプロジェクトを通して、具体的な関係者とのコミュニケーション、スケジュール及びコスト管理(マネジメント)など、総合的な実務の体験をすると同時に町の活性化にも貢献しています。