音声学・言語習得分野 音声学・言語習得研究室

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研究に関連するSDGsの目標

准教授 ギユモ セレスト

准教授 ギユモ セレスト

Céleste GUILLEMOT

研究室の学び

人間言語の音を研究対象としています。どうして特定の音の組み合わせが言葉になるのか、私たちはどのように音を出して、それが他の人にどう伝わるのかを調べています。音声学という分野は、音の出し方や声の性質、音波の特徴を詳しく分析することで、人間言語のより深い理解を目指します。また、人が新しい言語を学ぶとき、どうやってその言葉の音を覚え、正しく発音できるようになるのかにも興味があります。

社会との接点

「話すこと」は私たちにとって最も自然な行為の1つです。多くの人は、生まれてから数年のうちに自然と言葉を話せるようになります。そのため、「話すこと」は誰にとっても身近なものです。しかし、それを当たり前だと思ってはいけません。音声学は、私たちがどのように言葉の音を作り、聞き取り、理解するのかを研究する分野です。音声学と言語習得に関する研究は、コミュニケーションに困難を抱える人々のための言語療法の開発、語学学習方法の改善、音声認識や翻訳サービスのような技術の進歩に貢献しています。これらの研究はまた、異文化コミュニケーション、消滅の危機にある言語の保存、そしてより包括的な教育システムの創造にも役立ちます。言語がどのように機能するかを理解することによって、研究者たちは、誰もが参加できる社会を作る手助けをしています。

主な研究テーマ

  • 第一及び第二言語における発音特徴の分析
  • 言語コーパスを用いた話し言葉の音声特徴の分析
  • 第二言語学習者の発音分析に基づく音声教育の改善と教育ツールの提案