研究室の学び

私の研究室では、広く「まちづくり」を研究テーマとして取り上げています。具体的には都市政策や都市計画、地域創生、地域活性化、市民参加・協働、コミュニティ形成、新しい技術の活用(ロボティクス)等に関する研究、社会実験(社会実装)を行っており、行政(自治体等)やコンサル、民間企業等で政策立案をできるような人材を育成しています。

社会との接点

当研究室で行っている新しい技術の活用に関する研究については、皆さんの身近に存在するサイネージ付モバイルバッテリーチャージャーを活用した情報発信(主に防災・災害時の情報)やホテルにおけるロボット(受付・警備・清掃・配膳)の活用に関する実装実験を実施しています。今後、いつ起こるかわからない自然災害への備えや人口減少に伴う働き方改革のためにも、この研究を進めることで、新しい技術が公共施設を含め市民に身近な場面で一層活用されることが考えられます。

静岡鉄道新静岡駅に設置されているサイネージ付モバイルバッテリーチャージャー

静岡市の実証実験で配信した画像(浸水ひなん地図)

熱海のリゾートホテルで実装実験している警備ロボット

主な研究テーマ

 【2024年度学生論文テーマ(一部)】

  • 市民参加手法における市民の衝動因子に関する研究-第5次三鷹市基本計画への市民参加から-
    (2024年度政策創造研究科優秀論文賞受賞)
  • 地域共生社会における外国人住民の参画機会に関する研究-東京都を対象に受け入れ側の実態に着目して-
  • 鉄密地域におけるマンションの災害対策の実態と情報伝達に関する調査研究-サイネージを活用した災害対策モデルの構築と検証-