研究室の学び

現代の知識化社会においては、人々は膨大な情報の中から、それぞれが抱えている問題に関連する情報を収集・分析し、迅速かつ的確にまとめて、己自身や所属する組織等の必要とする知識を獲得して意思決定に供することが求められています。このための情報管理・検索技術、自然言語処理技術、情報可視化技術などを学びながら研究を進めています。

社会との接点

近年、人と人とのコミュニケーションを支援する物語の重要性、情報圧縮技術としての物語の特性、創造活動支援ツールとしての物語生成等に着目しており、これをキーワードとして情報アクセスや知識創造支援の研究に取り組んでいます。

研究室の学生たちは、社会や身近な日常生活の中から問題点を見つけ、それに対する解法を求めて研究を進めています。既存のおとぎ話を分析して新しい物語を生成する手法、Twitter で使われている言葉の連想構造を元にした物語生成支援、商品レビューを分析して購買の意思決定を支援する仕組み、ダンスの振付を部品化し新しいダンスの振付を再合成する手法など、それぞれの興味に応じた研究対象において物事の関連性を見出し、それらの分析、分解、再構成を繰り返して、知識創造につながる探索的情報アクセス環境を実現することを目指しています。

主な研究テーマ

  • ショートショートのプロット生成支援に関する研究
  • 贈り物に関する商品レビュー意見分析手法
  • 歌詞の特徴を利用した作詞支援システムの提案
  • 観点に基づいた物語自動視覚化システムの提案
  • 時間情報を考慮した複数文書要約システムの提案
  • 関節モーションデータを利用したリズムダンス創作支援システム開発
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