応用数学分野 最適化モデリング研究室

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研究に関連するSDGsの目標

准教授 鮏川 矩義

准教授 鮏川 矩義

Noriyoshi SUKEGAWA

研究室の学び

当研究室では、最適化を研究テーマとして取り上げています。最適化は、数学とコンピュータを使って、いわゆる最適解(=最も良い選択肢)をデータから見つけること、あるいは、そのための技術の総称です。解きたい問題や理解したい現象を最適化のモデルとして表現する方法(=最適化モデリング)の研究を主にしています。最適化の技術を応用したり、開発したりすることで、現実の問題解決に寄与できる人材の育成を目指します。

社会との接点

最適化は、平たく言うと、「〇をうまく決めて□を最小にすること」です。このような技術は、私たちの身近な問題、企業や自治体が抱える問題、あるいは、世界規模の環境問題や社会問題の解決にしばしば役立ちます。たとえば、幼稚園の送迎バスの運行計画を決める際、〇=乗降場所と運行経路、□=移動時間、とした最適化が必要です。また、病院で勤務シフト表を作る際、〇=シフト(日勤や夜勤など)、□=身体的・精神的負担、という最適化が必要です。さらに、自治体で避難計画を決める際、〇=避難場所と避難経路、□=避難完了時刻、とした最適化が必要です。このような社会的要請に応えるべく、最適化の技術を組み込んだソフトウェアが発展・普及し、現在、さまざまな場面での「最適解」の発見に役立てられています。当研究室で取り組む最適化モデリング、ならびに、最適化アルゴリズムに関する研究は、このような文脈において、より大規模でより複雑な問題に対する解決の糸口となります。最適化を正しく使いこなすための数学力と分野の異なる研究者や専門家とも積極的に協力して問題解決に取り組むマインドセットを備えた、理系ジェネラリストの育成を目指します。

主な研究テーマ

  • 改札外乗換サービスと首都圏の鉄道混雑率の関係の分析
  • 船舶の到着時刻の不確実性を考慮したコンテナ事前整列
  • 生活圏と世代を意識した選挙区割のための最適化モデル
  • 点過程の中央値計算の厳密化とその地震予測への応用
  • 待ち時間の公平性を考慮した計算ジョブ配置スケジュールの提案
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