研究室の学び

この研究室ではビジュアルデザイン表現を研究の対象とします。紙媒体からスマートフォン、サイネージやVRまで、メディアは拡張を続けています。これらメディア上でのデザイン表現がどうあるべきかを検証し、情報のビジュアライゼーションに関する研究、提案を行います。様々な技術を組み合わせた新しい表現方法を研究するとともに、それをどのように社会で有効に活用していくべきかという用途の研究を、プロトタイプ制作を通して実践します。

社会との接点

私たちは日々、好むと好まざるに関わらず様々なメディアを通して大量の情報に触れています。こうした状況の中、本当に必要な情報とはどのようなものか、また、それを伝えるコミュニケーションのかたちはどうあるべきかを検証する必要があります。

この研究室では、多くの情報の中から伝えるべきものを抽出したり、見過ごされている価値を発見してビジュアルを通して伝えるデザインの研究を行います。また「何を」伝えるかだけでなく「どのように」ビジュアライズ(視覚化)すればより適切なかたちで伝わるか、既存の方法に捉われない手段を考えて新しく提案を行います。

たとえば、皆さんが高校などで学習した方法とは異なる新しい学習方法を考案して、冊子やワークショップ、アプリや映像コンテンツなどのツールをデザインしていくことも考えられます。こうした提案のためには、そもそも私たちの暮らす社会がどうあったら良いか、そのために必要なことや改善するべきことは何か、既存の価値や流行に捉われない批評的視点を持つことも大切です。本研究室はまだ開設されたばかりですが、新しいデザイン表現に挑戦したい人を待っています。

主な卒業研究テーマ

  • 新宿駅の3Dアニメーション経路案内システム
  • 歴史の同時多発事象を理解するためのアニメーション
  • 機構を使用したモーションタイポグラフィ制作装置
  • スリットスキャン技術を再現したiOS撮影アプリ
  • 故人の記憶を共有する法事用の会話誘発アプリ
  • 文学の文体を可視化するグラフィックの生成
  • 写真撮影での構図学習を支援するPCゲーム制作