本研究室では視覚的・対話的なコンピュータシステムの実現方法について学びます。このようなシステムの実現は簡単ではありません。高度な機能が用意されていても、ユーザにとって使いやすいものでなければ、無駄になってしまいます。また、使いやすいシステムを作ろうとしてプログラムが複雑になり、開発コストが増大してしまうこともあります。様々な場面を想定して、使いやすく作りやすいシステムを可能にしていくことが本研究室の目標です。
私達の日常生活や仕事の様々な場面でコンピュータは欠かせないものになっています。コンピュータの専門家でない普通の人々にとって、コンピュータを直観的で容易に使えることはとても重要です。
人とコンピュータのやり取りをヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)と呼び、そのときの媒介になるものをユーザインタフェース(UI)と呼びます。これらを扱う学問分野は、使いやすいコンピュータシステムのための基礎として重要になっています。