知能情報分野 知能メディア処理研究室

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研究に関連するSDGsの目標

准教授 周 金佳

准教授 周 金佳

Jinjia ZHOU

研究室の学び

本研究室では、次世代情報社会への貢献を目指して、イメージセンシング、画像解析・圧縮、深層学習等の技術に基づく知的マルチメディア処理システムの開発に取り組んでいます。「バッテリーレス・ワイヤレス動画収集機能をもつ高分散型監視システムの開発」、「遠隔医療システム向け知的動画像圧縮技術の研究」、「知的動画像圧縮技術の研究」、「10億画素監視カメラの開発」など研究プロジェクトを行っています。

社会との接点

近い将来に来るスマートハウスやスマートシティを実現するために、私たちの身の回りには数億個規模のカメラが必要になります。しかし、数多くのカメラを設置し、かつそのカメラで高画質のセンシング、圧縮、解析には、膨大な電力が必要になるので、その消費電力による環境への負荷が懸念されています。一方、どんどんと便利になる未来を見据え、持続可能な社会の実現のために消費電力を削減し、同時により多くの情報を処理したいという切実な需要があります。この懸念と需要の両立を実現させるため、バッテリーレスでカメラを作動できるセンシング技術、それと超解像度の画質を保つ研究、動画像情報分析技術に取り組んでいます。
本研究室では、卒業生がグローバルな場で活躍できる実力を身に付けられるように、国際的な活動を重視します。普段から研究室でも英語で発表、議論、作文などを練習します。これまでに多くの国際会議で論文を発表して、大学や研究所と国際共同研究プログラムを実施して成果を上げてきています。

主な研究テーマ

  • 深層学習を用いた動画像符号化技術
  • 動画圧縮符号化方式のハードウェア設計
  • 大規模画像情報センシングシステムの開発
  • テキストから画像自動生成技術
  • 深層学習を用いた超解像技術
  • 圧縮センシングの基礎原理と画像再構成アルゴリズムの研究
  • ビッグデータと機械学習に基づく人工知能技術