研究室の学び

スマートフォン、3 次元カメラ、3 次元プリンタなどの先端の情報機器を使って、社会や生活を豊かにする新しいシステムやサービス作りを目指します。例えば、スマートフォンに搭載されるセンサのデータから、所有者の行動が分析・分類できます。3 次元カメラは、生活空間を立体的にとらえて、物の形や位置関係を測ることができます。このようにして得られる情報・データを分析する手法を学び、それを活用したアイデアの創出を行う力を身につけます。

社会との接点

情報はネットワークから入手するものだけではありません。皆さんが所有するスマートフォンからも、加速度データ、方位、位置情報など、様々な情報を取得することができます。しかし、それを活用する方法を知らなければ、情報は役に立たないままに消えていってしまいます。当研究室では、先端の情報端末から取得できる情報・データを組み合わせて、社会・生活に役立つシステム・サービスを創造することを研究テーマに掲げています。また、私たちの生活の中で、サービスはどのように生み出され、どのように利用され、どのような価値を生み出しているのでしょうか。当研究室では、サービスの成り立ちを、シミュレーション手法を用いて分析し、サービスそのものの性質を明らかにする研究を進めています。

主な研究テーマ

  • 物の3 次元立体表面形状のリアルタイムな計測
  • 複数センサを用いた屋内の歩行経路・位置の推定
  • スマートフォンのセンサを用いた行動分析と行動分類
  • 街角の歩行者の群れの振る舞いの分析と再現
  • ゲーム理論に基づく戦略分析とシミュレーション
  • サービスの提供・消費関係から生じる社会形成過程の分析
  • 連続的に到着するデータからの重要データの検索
© Hosei University
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