人間・社会科学分野 応用経済学研究室

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研究に関連するSDGsの目標

教授 呉 暁林

教授 呉 暁林

Xiaolin WU

研究室の学び

私の研究室では近年、商品の売買などの取引を電子的に行うEコーマスの調査研究をしています。ECサイトに公開された無数の情報データを経営学、心理学、数理学、言語学などの領域と結び付けて分析し、市場における企業や商品のポジション、消費者の選択行動、市場ニーズなどの発見に取り組んでいきます。
また、中国の経済・産業・企業・消費者との比較も視野に入れています

社会との接点

我々の生活に大きな影響を与える国々の経済、社会の大きな変動に伴ってクローズアップされる経済問題や経済現象は応用経済学の研究対象となります。今、産業の情報化と情報の産業化が急速に進展しています。多くの人がインターネット上で商品、サービス、情報を交換、取引しています。企業に閉じられた商品情報、消費者側に隠れた好き嫌いなどの口ゴミや評価を比較的に容易に収集でき、市場の供給と需要をリアルタイムに分析できるようになりました。楽天、価格ドットコム、メルカリーなどECサイトに公開された情報データを収集・分析することにより、社会経済やマーケットに対する理解を深めることができ、問題解決の探求と提案もできます。
研究室では学生の問題関心を最大限に引き出して、基礎知識の勉強、演習、個人研究と個人指導、さらに研究室内外の活発な交流と発表を通して、学際的知識と国際的視野を持つ豊かな人材を育成することを目指しています。

主な研究テーマ

  • ノート型パソコンの消費者評価傾向に関する検証 ―ユーザーレビューのデータ分析―
  • 楽天市場における売れ筋商品の特性と社会情勢の影響の検証
  • 観光地として不人気の埼玉県と人気のある神奈川県の相違点の解明 ―国内外の観光客の口コミデータによる検証―
  • アパレル流通のEC化
  • EC業者の品揃え行動の分析
© Hosei University
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