研究室の学び

電波を用いて、宇宙、地球そして様々な環境を計測・観測することが可能です。これが、電波天文学、リモートセンシングです。しかし、目的が異なれば、方法も装置もまったく異なったものとなります。研究室では、目的を理論的にも数値的にも明確にしたうえで、それらの方法や装置そして原理について学びます。そして装置の製作からそれらを用いた測定までを実践します。

社会との接点

[ 教養的知識] 電波観測の目的である「宇宙」、「地球」そして「生命環境」などについて知識を持ち、広げることは、知的興味の充実だけでなく、「未来の地球」を生かす若い世代には、重要な情報となります。

[ 社会的技術] 無線LAN、スマホ、TV、と身の回りを考えただけでも、電波計測は、現在生活には必須になっています。これらの原理を身につけることは、その効率的使用やまた逆の電波障害等の害についての理解に直結します。

[ 計測技術] 高精度観測・計測は、「測る」原理そのものから出発しており、すべての計測の基本の体現です。従って、すべてに生かすことが出来ます。また電波天文等で用いられる技術は最先端であり、科学技術を常にリードしています。

主な研究テーマ

  • 木星、太陽の電波観測装置の製作と観測
  • 電波干渉計望遠鏡の製作
  • 望遠鏡の可動機構と指向
  • 天文観測データーの解析
  • 地球外文明・惑星の探査のための候補天体のリスト化
  • 一般、児童を対象とした天文現象の視覚化
© Hosei University
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